雪が降る地方では、冬になると木々が縄で吊られていたり、竹で覆われていたり、枝が縛られていたり、といった光景をあちらこちらで見ることができます。
一体なぜ、そのようなことをするのでしょうか?
というわけで今回、その作業に密着させていただき、その謎に迫ってみました。
名所や目的
木々を吊ったり、縛ったり、囲ったりすることを、「冬囲い」と言います。
これは、樹木を積雪から保護することを目的としています。
全ての樹木を冬囲いするわけではなく、雪が積もった時に折れそうな枝や、押しつぶされてしまう低木などを囲ったり吊ったりします。
そこで今回、札幌市中央区にある中島公園での冬囲い作業を見学させてもらいました。
ちなみに、似たような言葉に「雪囲い」がありますが、雪囲いは冬の間家屋などの建物を囲うことを言うのだそうです。
樹木を雪から守るために冬囲いが行われるので、どんな方法でも構わないそうです。
木や植栽の大きさや樹種などにより、縛る、囲う、吊るなどの方法を考えるのを気を付けているそうです。
様々な冬囲い
では、冬囲いにはどういったものがあるのでしょうか?
ここでは、中島公園で見られる冬囲いを紹介しておきましょう。
冬囲いは、指定された方法はなく、職人さんの裁量や技法に任されています。
その為、名称や呼び方などはそれぞれ異なります。
今回は、中島公園の職人さんにお聞きした呼び方で説明しています。
竹囲い
3本以上の竹を円錐状に立て、周囲を縄で巻いて固定したものです。
植栽したての小さめの苗木に用いることが多く、雪の侵入を防ぐように縄を巻くのがポイントです。
繩巻き
低木で枝が細い柔軟な樹木に適したもので、最も簡単な方法です。
気をつける点としては、縛る時に枝が折れないように樹木が立つように縛り、縛る縄の位置を揃える所です。
雪吊り
真ん中に高い支柱を立て、頭頂部より何本かの吊り縄で枝を吊る方法です。
支柱のことを芯柱と言い、頭頂部の縄が集まっている部分を頭飾りと言います。
頭飾りの巻き方やデザインは職人さんによって異なります。
雪吊りの一つであり、枝の下に竹を配せず直接枝を縛って吊る方法を枝吊りと言うそうです。
他にも、藁で巻いた「藁巻き」、低木の上に竹で格子を組んだ「竹棚」、樹木を板で囲う「板囲い」など、さまざまな冬囲いがあります。
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